11月12日と12月2日に、生瀬トンネルの様子を見てきました。

11月12日→12月2日の順番で説明していきます。

・次回の内容 ⇒ 生瀬トンネル ⑥

・前回の内容 ⇒ 生瀬トンネル ➃

生瀬トンネル1 生瀬トンネル2
生瀬トンネル3 生瀬トンネル4

初めは、11月12日の生瀬トンネルを撮影した様子になります。

生瀬トンネルの東出口の一番東側(176号線との接続部分)から、トンネル方向を撮影した様子です。

前回の9月24日に見た状態では、溝で分けられただけの未舗装の均された土の道と歩道でしたが、

溝の部分はブロックが設置され、道路の部分が舗装されていました。(歩道はまだ未舗装)

電光掲示板も新たに設置されています。

生瀬トンネル5 生瀬トンネル6
生瀬トンネル7 生瀬トンネル8

生瀬トンネルの東出口から東側を撮影した様子です。

前回の9月24日に見た状態では、まだ舗装されていませんでしたが、今回は新しく造られた太多田橋の上も舗装されています。

生瀬トンネル9 生瀬トンネル10

生瀬トンネルの西側の出口方面の様子です。

前回の9月24日に見た状態では、まだ未舗装の均された地面だけでしたが、

今回は、道路と歩道が分けられ、防音壁の支柱のようなものが作られていました。

また、奥のほうはわかりませんが、歩道の部分は一面が舗装されていました。

生瀬トンネル11 生瀬トンネル12

続いて、12月2日の生瀬トンネルを撮影した様子になります。

生瀬トンネルの東出口の一番東側(176号線との接続部分)から、トンネル方向を撮影した様子です。

前回の11月12日に見た状態では、歩道は未舗装の状態でしたが、今回は舗装されていました。

また、トンネルの上部にリフトの骨組み?のようなものが作られていました。

トンネルの上部に何かを運ぶのでしょうか?

[追記]

恐らく、山頂部の人力施工による割岩掘削の機材運搬用だと思われる。

山頂部の人力施工の箇所はトンネル開口部より少し西寄りなので、確信は持てませんが…。

下記の報告書には、未開通区間の西側(2.1㎞)地区の用地確保難航の件や生瀬トンネル宝塚側坑口近くの切土区間の

掘削方法の変更、急峻な斜面を掘削していく方法等が書かれているので、とても興味深い内容です。

参考文献の掲載元:名塩道路 【再評価】No.4 (令和5年11月) - 近畿地方整備局 -

土砂崩れ防止柵?

山頂部の人力施工による割岩掘削が行われるので、この土砂崩れ防止柵のようなものも撤去されるのでしょうか?

生瀬トンネル13 生瀬トンネル14
生瀬トンネル15 生瀬トンネル16
生瀬トンネル17 生瀬トンネル18

その他の詳細な部分を撮影。

生瀬トンネル19
生瀬トンネル20 生瀬トンネル21
生瀬トンネル22 生瀬トンネル23

生瀬トンネルの東出口の周辺の様子を撮影。

前述のとおりトンネルの上部にリフトの骨組み?のようなものが作られていますが、

それとは別に、人が登れる階段も設置されていることが確認できました。

生瀬トンネル24 生瀬トンネル25

国道176号線から、前回の11月12日に見たときに防音壁の支柱のようなものがあった方向を撮影。

遠目でわかりにくいですが、防音壁のようなものが設置完了していることを確認しました。

生瀬トンネル26 生瀬トンネル27
生瀬トンネル28 生瀬トンネル29

前回の11月12日に見たときには支柱だけでしたが、今回は防音壁が設置完了していました。

また防音壁ですが、人が歩く高さの部分まではアクリル窓と思われるものが設置してあり、

道路側(武庫川方面)の様子が見えるようになっていました。

11月12日に未舗装だった道路も、全て舗装が完了していました。

舗装は大体終わっていましたが、側溝の整備や白線を引くなど、トンネルの供用まではもう少し時間がかかるようです。

※ 12月10日にも見に行きましたが、12月2日とほぼ変わっていない状態でした。

[12月17日・追記]

アスファルト舗装には基層と表層の2層構造のようで、今回舗装されている部分は基層部分の可能性が高いです。

(よく見ると、縁石の部分にもう一段高い部分に白い線が引かれている)

日本アスファルト協会:【アスファルト基礎知識】

・次回の内容 ⇒ 未定

・前回の内容 ⇒ 生瀬トンネル ④

 

【おまけ1】 生瀬トンネルの東出口の近くの落石の箇所付近

生瀬トンネル30 生瀬トンネル31

生瀬トンネルの東出口の近くにある、阪神淡路大震災で落石があった場所の周辺になります。

落石は、現在も小規模で起きているようで、落石防止用のネットの下側に岩の破片が落ちています。

今回の生瀬トンネルの工事の一環で山肌もなだらかにする様なので、このような落石は少なくなると思われます。

[追記]

下記の報告書をみると、この場所は右折車線の確保のため、かなり削られるようですね。

参考文献の掲載元:名塩道路 【再評価】No.4 (令和5年11月) - 近畿地方整備局 -

その他・阪神・淡路大震災の被害現地調査写真資料

(かなり古いサイトのようで、文字コードがHTMLで明示されていないため、手動でエンコードしないと文字化けするかも)

下記のHPの説明では、生瀬トンネル付近の地質は有馬層群の酸性火砕岩のようです。

阪神・淡路大震災被害現地調査写真データベース -大阪市立大学理学部地球学教室-

【おまけ2】 11月12日と12月2日の風景比較

   11月12日と12月2日の風景の比較になります。

   それぞれ、1枚目が11月12日、2枚目が12月2日となります。

おまけ1 おまけ2
おまけ3 おまけ4
おまけ5 おまけ6
おまけ7 おまけ8
おまけ9 おまけ10

 

【おまけ3】 9月末のトンネル起点側の様子 (兵庫国道事務所のXから引用)

   生瀬トンネル・西出口付近の様子です。

おまけ11 おまけ12

掲載元:9月末のトンネル起点側の様子 - 兵庫国道事務所 X -

生瀬トンネル ⑤

11月12日と12月2日に、生瀬トンネルの様子を見てきました。

11月12日→12月2日の順番で説明していきます。

・次回の内容 ⇒ 生瀬トンネル ⑥

・前回の内容 ⇒ 生瀬トンネル ➃

生瀬トンネル1
生瀬トンネル2
生瀬トンネル3
生瀬トンネル4

初めは、11月12日の生瀬トンネルを撮影した様子になります。

生瀬トンネルの東出口の一番東側(176号線との接続部分)から、トンネル方向を撮影した様子です。

前回の9月24日に見た状態では、溝で分けられただけの未舗装の均された土の道と歩道でしたが、

溝の部分はブロックが設置され、道路の部分が舗装されていました。(歩道はまだ未舗装)

電光掲示板も新たに設置されています。

生瀬トンネル5
生瀬トンネル6
生瀬トンネル7
生瀬トンネル8

生瀬トンネルの東出口から東側を撮影した様子です。

前回の9月24日に見た状態では、まだ舗装されていませんでしたが、今回は新しく造られた太多田橋の上も舗装されています。

生瀬トンネル9
生瀬トンネル10

生瀬トンネルの西側の出口方面の様子です。

前回の9月24日に見た状態では、まだ未舗装の均された地面だけでしたが、

今回は、道路と歩道が分けられ、防音壁の支柱のようなものが作られていました。

また、奥のほうはわかりませんが、歩道の部分は一面が舗装されていました。

生瀬トンネル11
生瀬トンネル12

続いて、12月2日の生瀬トンネルを撮影した様子になります。

生瀬トンネルの東出口の一番東側(176号線との接続部分)から、トンネル方向を撮影した様子です。

前回の11月12日に見た状態では、歩道は未舗装の状態でしたが、今回は舗装されていました。

また、トンネルの上部にリフトの骨組み?のようなものが作られていました。

トンネルの上部に何かを運ぶのでしょうか?

[追記]

恐らく、山頂部の人力施工による割岩掘削の機材運搬用だと思われる。

山頂部の人力施工の箇所はトンネル開口部より少し西寄りなので、確信は持てませんが…。

下記の報告書には、未開通区間の西側(2.1㎞)地区の用地確保難航の件や生瀬トンネル宝塚側坑口近くの切土区間の掘削方法の変更、急峻な斜面を掘削していく方法等が書かれているので、とても興味深い内容です。

参考文献の掲載元:名塩道路 【再評価】No.4 (令和5年11月) - 近畿地方整備局 -

土砂崩れ防止柵

山頂部の人力施工による割岩掘削が行われるので、この土砂崩れ防止柵のようなものも撤去されるのでしょうか?

生瀬トンネル13
生瀬トンネル14
生瀬トンネル15
生瀬トンネル16
生瀬トンネル17
生瀬トンネル18

その他の詳細な部分を撮影。

生瀬トンネル19
生瀬トンネル20
生瀬トンネル21
生瀬トンネル22
生瀬トンネル23

生瀬トンネルの東出口の周辺の様子を撮影。

前述のとおりトンネルの上部にリフトの骨組み?のようなものが作られていますが、

それとは別に、人が登れる階段も設置されていることが確認できました。

生瀬トンネル24
生瀬トンネル25

国道176号線から、前回の11月12日に見たときに防音壁の支柱のようなものがあった方向を撮影。

遠目でわかりにくいですが、防音壁のようなものが設置完了していることを確認しました。

生瀬トンネル26
生瀬トンネル27
生瀬トンネル28
生瀬トンネル29

前回の11月12日に見たときには支柱だけでしたが、今回は防音壁が設置完了していました。

また防音壁ですが、人が歩く高さの部分まではアクリル窓と思われるものが設置してあり、

道路側(武庫川方面)の様子が見えるようになっていました。

11月12日に未舗装だった道路も、全て舗装が完了していました。

舗装は大体終わっていましたが、側溝の整備や白線を引くなど、トンネルの供用まではもう少し時間がかかるようです。

※ 12月10日にも見に行きましたが、12月2日とほぼ変わっていない状態でした。

[12月17日・追記]

アスファルト舗装には基層と表層の2層構造のようで、今回舗装されている部分は基層部分の可能性が高いです。

(よく見ると、縁石の部分にもう一段高い部分に白い線が引かれている)

日本アスファルト協会:【アスファルト基礎知識】

・次回の内容 ⇒ 未定

・前回の内容 ⇒ 生瀬トンネル ④

 

【おまけ1】

  - 生瀬トンネルの東出口の近くの落石の箇所付近 -

生瀬トンネル30
生瀬トンネル31

生瀬トンネルの東出口の近くにある、阪神淡路大震災で落石があった場所の周辺になります。

落石は、現在も小規模で起きているようで、落石防止用のネットの下側に岩の破片が落ちています。

今回の生瀬トンネルの工事の一環で山肌もなだらかにする様なので、このような落石は少なくなると思われます。

下記の報告書をみると、この場所は右折車線の確保のため、かなり削られるようですね。

参考文献の掲載元:名塩道路 【再評価】No.4 (令和5年11月) - 近畿地方整備局 -

その他・阪神・淡路大震災の被害現地調査写真資料

(かなり古いサイトのようで、文字コードがHTMLで明示されていないため、手動でエンコードしないと文字化けするかも)

下記のHPの説明では、生瀬トンネル付近の地質は有馬層群の酸性火砕岩のようです。

阪神・淡路大震災被害現地調査写真データベース

【おまけ2】

  - 11月12日と12月2日の風景比較 -

   11月12日と12月2日の風景の比較になります。

   1枚目が11月12日、2枚目が12月2日となります。

おまけ1
おまけ2
おまけ3
おまけ4
おまけ5
おまけ6
おまけ7
おまけ8
おまけ9
おまけ10

 

【おまけ3】

  - 9月末のトンネル起点側の様子 -

   (兵庫国道事務所のXからの引用)

   生瀬トンネル・西出口付近の様子です。

おまけ11
おまけ12

掲載元:9月末のトンネル起点側の様子